まず、多汗症とは、汗が異常に多く出るために支障を来たしている状態のことを指します。
多汗症の人は日本人では全体の1~2%程度の割合といわれており、10~40歳代の患者さんが多いです。多汗症の症状は年齢とともに落ち着くことが多く、50歳以上の患者さんは少なくなる傾向があります。
次に、ワキガは、ワキのアポクリン腺という汗腺からの汗がにおい、ワキガの原因となります。
男女で特にどちらが多いということはありません。
多汗症とワキガの治療方法は、お薬(外用薬、内服薬)やイオントフォレーシス、ボトックス注射、手術、レーザー治療があります。
部位によって適応があったりなかったりします。
また、クリニックによって選択できる治療方法が異なる場合があります。
ミラドライは、レーザー治療の機械の名称です。
ワキの皮膚の下にある汗を出す細胞を、マイクロ波で熱を発生させ破壊することで汗を減らします。
最初に麻酔をワキ全体に施しますので、施術中の痛みはありません。
術後は皮膚の下がやや引き連れた感じがしばらく続きますが、日常生活には差支えの無い程度です。
注意点としては、汗腺を100%破壊するわけではありません。
約60-70%程度は汗やにおいが減少する患者さんが多く、症状の再発や効果が不十分な場合は複数回の施術が必要な場合もあります。
ミラドライ | 両ワキ(2パス) | 165,000円 |
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※自費診療になります。
※ご希望があれば1パスとします。